メディア芸術祭にタダ映画を見に行くシリーズファイナル。
▼『茄子アンダルシアの夏
アニメーション部門推薦作品。劇場公開時に見に行こうと思っていたら、上映館も少なくていつの間にか終わってて見逃したのだ。
期待以上に面白かった。自転車レースの面白さがわからないので、原作は『茄子』の中でも退屈な話だったのだけど、アニメ版のレースシーンは圧倒された。心配だった主役声優に抜擢された、おらが町のスター大泉洋(『水曜どうでしょう』)の演技も違和感なかった。
テレビサイズでは十分楽しめなかったかもしれないので、ビデオ素材とはいえ大画面で見られてよかった。
それにしても、絵のタッチはモロに宮崎アニメなので、黒田硫黄なとこが全然ないね。エンディングの画は黒田だけど、映画を見た後だと似てない似顔絵みたいに見えた。原画に黒田硫黄がクレジットされてたけど、どのシーンなのだろう。いきなり劇画調の顔でわめくシーンかな? あれはむしろ『映画クレヨンしんちゃん』を連想した。