新艦船大爆破

スタートレックの爆発シーン集ですな。(情報源:http://www.usskyushu.com/news/data/2004/07/03.html
スタートレックを知らない人にはどれが何だかよくわからないでしょうが、シリーズの主役艦が撃沈しまくってます。でも主人公たちは脱出してたり、タイムスリップやパラレルワールドとかで「なかったこと」になるのでたいていノープロブレム。ちなみに最後の花火はヴォイジャーの放映時間にして7年ぶりの地球帰還シーンで、一見大ネタバレでありますが、実はこれも「なかったこと」になっているので、日本未放映である最新作『ENT』60・76話の大破・惑星大爆発シーンとかも特に心配しなくていいんでしょう。

先日、『爆笑問題のススメ』という番組を見てたら、小説家の福井晴敏が出ていて、http://www.stv.ne.jp/tv/susume/rateran/search?idno=20040615140417 自作のラストには必ず爆発シーンを入れてカタルシスとする、という旨の発言をしていました。
曰く、ハリウッド映画には「爆発を防ぐために主人公が奮闘する」というシチュエーションが多い。だが、爆発シーンを見られないと、観客は満足しない。
そこで、主人公が行ったところは爆発を防げたが、他のところに仕掛けられていた爆弾は爆発してしまう、といったシチュエーションがよく見られる。
たとえば、『スピード』では(ネタバレ)、当然主人公が乗った爆弾が仕掛けられたバスは爆発しないが、なぜか旅客機が爆発したり、地下鉄がえらいことになったりする、と。
なるほど。ちなみに、福井と爆笑太田が声を揃えて絶賛していたのが『ダイ・ハード』。これは岡田斗司夫が『オタク学入門』で「30分ごとに事件が」と典型的ハリウッド映画の構成と分析していたが、構成が上手い。DVD買ってあるので、そのうちに見直さないとな。