ウェブの記事は、保存されるということ

ウェブのいいところは、誰もが発信者になれて、誰もがほぼ無料で、世界中から即座に閲覧できることです。

でも、それだけではありません。



ネットの記事は、アーカイブされて(保存されて)、いつでも参照できることに意義があるのです。
いわゆる、図書館の思想ですね。

ブログは、ジャーナル的なので、古い記事はどんどん目立たなくなってしまいます。

でも、見過ごしがちですが、それは記事の消失を意味しないのです。


ブログを含め、ウェブサイトというものは、後から検索エンジンや、他のサイトからのリンクによって少しずつ、参照され続けるものなのです。*1

過去の記事をブログにすることにした氷川竜介さんの方が、岡田さんのやり方より上手い、と私は思ったのはなぜか、という話ですが、理由は、ブログであるかどうかの違いです。

フィルムとしてのガンダム (オタク学叢書)

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20年目のザンボット3 (オタク学叢書)

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BSアニメ夜話 (Vol.02) (キネ旬ムック)

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なぜブログの方がいいのか。

その理由ですが、まず、ホームページビルダーなどで作る普通の個人サイトより、ブログの方が多くの人に見てもらいやすいことです。

*1:2年以上前に、「サイト閉鎖はもったいない」という話をしました。id:AYS:20040603。また、ブログの昔の記述に、たまにコメントやトラックバックがつくのは、うれしいものです。作詞作曲者に、昔のヒット曲のカラオケ印税がちょっとだけ入る楽しさみたいなものでしょうか