モーリス・ユトリロ展

日本で最も人気のある画家のひとり、詩情あふれるパリの風景を描いたモーリス・ユトリロ。今年は、ユトリロの没後50年に当たります。本展では、特に評価の高い「白の時代」の作品を中心に、国内外から集められた初期から晩年までの作品80数点を展観。うち約20点は、国内の展覧会に初出展される作品です。新たなユトリロ像をご覧いただけるこの機会に、ぜひご来場ください。

某仕事の打ち合わせの後に行ってみた。

「日本で最も人気のある画家のひとり」だったのか。知らなかった。
たしかに、彼のパリの街角の絵は、喫茶店とかの壁にかけてありそうだけど。

私のもっとも好きな街はいまのところ、パリである。(ちなみにもっとも好きな国はイタリア)
なんだけど、ユトリロのパリの絵ってあんまし好きじゃないんだよなあ。嫌いなわけでもないけど。

絵葉書を見て描いていたらしいから、それっぽい構図とかだからかなあ。
カフェの壁とかにかかっていたらちょっといいかな、ぐらいには思うけど、展覧会でじっくり見るほどの魅力は正直わからなかった。
色を見ないといけないらしいが、よくわからん。

ユトリロのエピソードは、NHKの『新日曜美術館』とテレビ東京の『美の巨人たちhttp://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/050924.htmでやってたので十分予習することができた。
お母さんがルノワールドガとかの名だたる巨匠のモデルをしていた。母は18歳でユトリロを生むが、父親は不明(たぶん画家)。
ユトリロは母に誉めてもらいたくて絵を描き続けた。でも母はユトリロの年下の友人の恋人になってしまい、ユトリロはアル中になり、精神病院へ。
病院でユトリロは、外に出ることもなく、母とその恋人の命令に従って、金のためにパリの街の絵葉書を見ながら、絵を描き続けた……。
とかそんな感じ(記憶で書いてるので、違ってたらごめん)。
どっちかというと、この話の主人公はユトリロの母だな。小説とか映画になりそう。(もうなってるかも)