巨匠 デ・キリコ展

行こうとしたら、「大丸のイタリア展05」に通りかかった。ぜんぜんたいしたことない催しだけど、紙コップ一杯のチョコをもらえたのでちょっと得した。

それはさておき、展覧会だが、18時以降の入場料は半額! 知らなかった。金券ショップでチケット買っていったんだけど、損したな。
デパートだからか、有料コインロッカーしかなくて、ツライ。
展示自体も、キリコが晩年に(金のために?)若い頃の作品を描き直したりリメイクしたものが中心。
中には当時の年号サインを入れたものまで。自分で作る贋作じゃん。
という感じで、なんか白けてしまい、いまいち楽しめなかった。
タイトルも無意味に「巨匠」なんてのをつけてるし、なんかインチキくさい展覧会だな、大丸。

キリコは空虚な空間を描いているので、病的なイメージがあったんだけど、実際に見てみたらけっこう計算されてて、正気なんだなあと思った。
この間のユトリロと逆パターンかな。