role-playing

(前日の続き)そのままのメンツで、深夜のバーミヤンへ。
私は飯野賢治作品では『ショートワープ』と『リアルサウンド 風のリグレット』だけ好きなのだが(というかそれぐらいしかまともにやってない)、みはえる氏が『リアルサウンド』絶賛モードに入ったので援護射撃。
リアルサウンド』というのは、音だけのゲーム。
ポートピア連続殺人事件』がそのコマンドシステムに最後のシカケを託したhttp://www.intara.net/og/portpia2.shtmlように、
リアルサウンド』ではその音に最後のシカケがある。脚注にネタバレを書く。*1
それにしても、このゲームの選択肢がすべてプレイヤーキャラからヒロインに対する語りになっているというのはみはえるさんに指摘するまで気づかなかった。
そのままS氏宅に泊めていただき、伊藤氏、S氏、朝に筑波から到着したF氏は湯河原へ。私はみはえるさんと一緒に帰る。
五反田の定食屋で早めの昼食。

*1:※注意! 『リアルサウンド』のネタバレです!!
要するに元祖「オレオレ詐欺」の話なのである。しかも、AさんはBさんのフリをするが、Bさんも実はAさんのフリをして過去に主人公に近づいたという二重のオレオレ詐欺なのである。
リアルサウンド』というダサいタイトルは、実は「本当の声」という物語のテーマを暗示していたのである。
はたして主人公は幼少の頃の思い出を取り戻し、記憶の中の声の本当の主を、そして電話の声の本当の主の存在に気づけるか、という話なのである。