Yahou Japan

山種美術館の券をもらったのだが、これまた券の有効期限が終わってしまうのであわてて行く。半蔵門線に乗り換えて半蔵門駅で下車。半蔵門を遠目で初めて見たが、近くまで寄れなくなってるので面白くなかった。
半蔵門千鳥ヶ淵戦没者墓苑
歩いていくと千鳥ヶ淵戦没者墓苑http://homepage2.nifty.com/boen/があった。こんなところにあったのか。ちょっと見てみる。狭いながらも木々に囲まれた静かなところ。広島の平和記念公園と似てるが開放感がない。昭和12年以降の戦没者数は2,400,000人と書いてあった。にひゃくよんじゅうまんにん、というとすごく多い気がする。
山種美術館
本命の山種美術館http://www.yamatane-museum.or.jp/へ。狭くてしょぼいとこだなあ。画廊の方が広いとこありそう。
小倉遊亀(の絵)に二度目の遭遇。平山郁夫とか写楽とか超有名なのを除けば、私が名前を知ってるのは安井曾太郎ぐらいか。券をくださった方は、速水御舟という人の絵があるのが特色の美術館、と言っていたのだが、今回の展覧会では1枚だけだった。けっこう気に入ったのは野島青茲http://www2.ocn.ne.jp/~yosinoya/seiji/seiji.htmlとか松本文子とか松生歩http://www.asahi-net.or.jp/~ye8s-tkt/matu/matuike.htmlとか。
靖国神社
帰りは九段下駅に向かっていると、でかい鳥居が。靖国神社だった。こんなところにあったのか。冷やかしで入ってみる。なんかでかい像がお出迎えしているので誰かと思ったら、蔵六クンこと大村益次郎だった。靖国明治2年戊辰戦争戦没者を静めるために建てられたらしい。意外と歴史がないとこなのだな。敷地も狭くて、森の中にある明治神宮とかと比べるとあまり風格がなくて、想像していたのとちょっと違った。
観光客は意外にも話している言葉を聞くかぎり、中国(台湾?)と朝鮮半島の人が多かった。オウムの教祖の死刑判決の日だったからか、上空にヘリが6機ぐらい低空で飛んでてうるさかった。
敷地内に、遊就館という戦争関係の資料館と呼ぶには新しくて立派すぎる建物があった。時間がなかったので、ロビーとミュージアムショップだけちらっと見る。ロビーにはゼロ戦と日本軍の野砲と榴弾砲がかざってあった。野砲の実物は初めて見た。ミュージアムショップはミリオタ系の書籍とかゼロ戦とか桜花とかの模型がいっぱい売っていたほか、『ゴーマニズム宣言』をはじめとして、右寄りの本がいっぱい売っていた。
それにしてもホームページhttp://www.yasukuni.or.jp/は、Flash演出がなんか不相応に気張ってるなぁ……。