One for all, all for one.

ゲーム業界で働く某氏とお会いしたので、いろいろ話を聞けた。
で、氏が最近すごいと言ってたFPSをメモ。
・『Day of Defeat』(通称DoDhttp://www.dayofdefeatmod.com/indexmain.html http://dod.xrea.jp/ http://commandos.fc2web.com/dayofdefeattenpure.htm
・『Wolfenstein Enemy Territory』
http://games.activision.com/games/wolfenstein/ http://wolfet.oops.jp/
氏に言わせると、『カウンターストライク』はもうつまらん、と。
迫撃砲などの要素は、サバイバルゲームでは決して味わえない様相だという。また、ライフルを撃つたびに砲身が上がるとか、マシンガンなら伏せないと撃てないとか、強力な武器が必ずしも万能とはいえないようになっているとか。
一番興味深かったのは、従来のFPSでは、1人1人が万能すぎてチームプレイというものがほとんど省みられなかったが、後者のゲームでは、工兵、メディック(衛生兵)、スパイなどという要素があり、それぞれできることとできないことがあってチームプレイが重要になるとか。
この間和田誠の新刊(『シネマ今昔問答』だったかな?)を立ち読みしたら、『スパイ大作戦』はそれぞれの特殊技能を持ったエージェントがそれぞれの力を発揮して、チームワークでミッションを遂行するのが面白かったのに、リメイク版の映画『ミッション:インポッシブル』ではトム・クルーズの一人舞台になっちゃってつまらん、と三谷幸喜が話していた、という話がたしか載ってて、つまりそういうことなんだな。
オンライン版『バイオハザード アウトブレイク』(結局どうなったんだ?)が『スウィートホーム』のゲームデザインを継承しているっぽい、というのもこうしたチームワーク志向だったのかな。