鈴Qに対抗して堀EUGというのはどうか

ゲームファクトリー福岡2003 「浜村弘一×堀井雄二」対談全記録 http://www5b.biglobe.ne.jp/~kay/aGFFtaidan0.htm (情報源: http://www.iris.dti.ne.jp/~spec/
事前にはぜんぜん知らなかったんだけど、けっこう充実した催しだったようだな。あと、浜さんの名前が先ってのはすげえ。

堀井雄二発言では、昔話は既出のものばかり。
注目なのは、堀井さんが『FF11』をやっているというあたり。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~kay/aGFFtaidan3.htm

浜村 「なるほどね〜・・・・。さっきネットワークのゲームっていう話が出ましたけども、ネットのゲームっていうのは、ご自身どうですか?興味はありますか?」
堀井 「いや、面白そうですよ」
浜村 「そうですか」
堀井 「面白そうだけど、ただ、さっき言ったように時間取られる」
浜村 「ほんと3時間4時間、拘束されちゃいますもんね」
堀井 「だから、時間が取れる人には敵わない、っていう部分をなんとかしたいですよね。なんとかならないかな〜?って思ってるんですけど、難しいですよね」
浜村 「まぁ、俗に言う『廃人さん』って言われてる人たちですよね」
堀井 「そうそうそう。だから、実社会とゲームの世界が反比例しちゃってるんですよね(笑)」
浜村 「これすごいプレイヤーだなーと思って、実際に会いたいな〜と思って、会ったらショボ〜イ感じの人でっていうのは、あるかもしれませんよね(笑)ネットゲームの中では、時間を潰せば潰すほどヒーローになっていきますけど・・・。ネットワークゲームとか、作りたいな〜とか思われませんか?」
堀井 「興味はありますよ」
浜村 「でも、作るの大変そうですよね〜」
堀井 「う〜ん。敷居をもっと低くしたいですよね。例えば、『今日は1時間だけレベル上げるか〜』ぐらいの感じでできるような」
浜村 「やられちゃう心配のないような、寂しいことのないような(笑)」
堀井 「(FF11は)死んじゃってねぇ、結局、経験値下がっちゃうんですよ。やり始めより低いよ・・・みたいな辛い状況があったんですよ(笑)」

いろいろな人から、同じこと言われてるなあ、『FF11』。もうちょっとなんとかならんかったもんかね。

浜村 「せっかくの機会なんで、最新作『ドラゴンクエスト8』。映像がでてます。名前が『エイト』になってますね(笑)今回、『ドラゴンクエスト8』を作るということなので、その話を聞かせていただきたいんですが・・・・今回はどういうコンセプトというか、テーマで・・・」
堀井 「あの、今回はですね。映像を見ていただいても分かるんですけども、フィールドがすべて3Dなんですよ。で、これだと、縦横無尽に走り回れるっていう。実はコレが、昔からやりたかったことなんですよ」
浜村 「ほぉ〜」
堀井 「要するに、ある種『ドラゴンクエスト』って、今まで記号で来てたんですよね。さっきの『1』の画面とか、本当に記号の世界なんですよね」
浜村 「そうですね。『これを森だと思ってくれ』っていう」
堀井 「そうそう。それが、リアルなこういう所を走っていける。『あの山の向こうはなんだろう?』っていうといけるみたいな、そういう楽しさ」
浜村 「滝のそばとかに行けたりするわけですか」
堀井 「そうそうそう。あの、あそこ(滝の上)に小屋があるじゃないですか。『あれなんだろう?』ってみんな思ってると思うんですよ。もっと遠くから見ると、だんだん滝が見えてくるんですよね」
浜村 「あ、なるほど。『お、滝だー』ってなるわけですね」
堀井 「そうそうそう。『これなんだろう?』みたいな」
浜村 「なるほど。そういう形で自由にいけるっていうのが、ようやくここに来て現実のものとなるわけですね」
堀井 「あとはやっぱり、鳥山さんの絵がそのまま出るような」
浜村 「そうなんですよね。あの〜。これが3Dで動くんですよね。全然、違和感ないですもんね」
堀井 「ないんですよ。だからコレ見て、『あ、ドラクエだな〜』って僕自身思うんで」

堀井さんがそういうのやりたかったというのはやや意外かも。『時のオカリナ』とかじゃダメなの? 『ドラクエ8』は違うの?
さて、新たな天才の挑戦は、どうなるのだろう。