アナログ万引き

池袋まで歩いていって、うちたて屋でうどんを食う。ジュンク堂に寄る。
「映画に毛が3本!」黒田硫黄
http://www.uppers.kodansha.co.jp/kuroda_popup.html
を座り読み。『茄子』のオビに推薦文を書いて、弟子に映画化までしてもらった宮崎駿たんの『千と千尋の神隠し』をいまいちと評せていたのはすごい。
以前メディア芸術祭でトークしてたときは地味っぽい感じだったんだけど、実は大胆な行動をする天才肌だったことを知る。猫かぶってたのか。

雑誌『ファウスト』というのが出ていた。
http://shop.kodansha.jp/bc/magazines/faust/
新書版なので、電車とかでも読めていいね。ちょっと重いけど。
動物化するポストモダン』で、伊藤悠氏大絶賛の『YU-NO』を論じていた東浩紀http://d.hatena.ne.jp/hazuma/20030903 が、伊藤悠氏中絶賛の『Ever17』を論じていましたよ! いや、詳しくは読まなかったけど。
諸兄もチェックしては如何か。

ビッグコミックオリジナル』で新連載の浦沢直樹PLUTO』を立ち読み。相変わらず上手い(が相変わらず同じパターンだ)。
http://www.bigoriginal.shogakukan.co.jp/manga/pluto.html
あのデザインのロボ妻の心情にちょっとグッときてしまうというのに少し驚き。お馴染みの浦沢演出なのだが、絵ではなくコマの展開だけで読者の感情を弄べるとはすごい。
あるキャラクターが実はロボットだと読者に知らせるシーンとかも、ベタだが上手い。何かの教材に使えそうだ。
原作の「地上最大のロボット」ってどういう話なんだろう。
20世紀少年』を立ち読みするといつも気になっていたのだが、長崎尚志とは誰なのだろう。(元?)編集者じゃないのかな。以前から伊藤剛氏にお会いしたときに聞いてみようと思いつつ、いいタイミングがない。