九州で戦う戦車兵

中古屋でPSの『鈍色の攻防』を売ってたので買ってみる。『パンツァーフロント』の前作的戦車ゲーム。
さすがにグラフィックは今見ると相当辛いが、『パンフロ』でも継承された戦略システムはすでに完成されているといえる。
アニメ的な戦車兵はガンパレの先駆けか。しかも戦闘中に喋るし。
第一〜二次大戦時の地球がモデルなのだが、世界地図とかがないので、変更されている国名がどの国をさしてるのかとか、勢力範囲や同盟関係の設定がよくわからない。
イギリスらしきところから始まるし、女王がいるので、プレイヤーキャラは英国兵なのかと思うのだが、最初からソ連兵みたいな仲間がいるし、ドイツが敵なのか味方なのかよくわからない。
フランスはビシーという名前で出てくるので、すでにナチの傀儡政府であるヴィシー政府になってるのかと思ったら、そうではないようだ。
イギリス→フランス→ノルウェー?と転戦して船に乗って、次にどこへ行くのかと思ったら、いきなり日本の九州で戦うことになってびっくり。
サターンの『アドバンスドワールドウォー千年帝国の興亡』では、ドイツ軍なのだが、条件がすごく難しいオマケ分岐に行くと、ベルリンとかで戦ってたのに、急に南極に上陸して3メートル宇宙人と戦って聖杯を手に入れるというアホシナリオになるのだが、それを思い出した。
それと、戦車の名前までオリジナル名になってるので、名前で強さがイメージしづらい。せっかくこれまでWW2ゲームで作ってきたリテラシーが生きないではないか。
書いた後で見た参考リンク:
http://www.d1.dion.ne.jp/~r_dom/nibiiro_index.htm