CEROん操作

週刊ファミ通』8/8号(2003/07/25発売)を立ち読み。
ゲームの倫理機構CEROについての記事があった。
審査は120分(だったかな?)以内にメーカーがまとめたビデオを見るだけとのこと。やっぱりか。
現実問題として審査する本数が多すぎるとか、審査時にはゲームが完成してないとか、審査する識者のおじさんたちがゲームやらない人ということもあるだろうけど、インタラクティブメディアということがまったく考慮されていないな。
たとえば「人をナイフでメッタ刺しにして殺す」という同じ映像であっても、プレイヤーが操作しないで勝手にプレイヤーキャラが相手を殺すのか、プレイヤーが汎用アクションボタンを1回だけ押すという操作で殺すのか、プレイヤーが残虐攻撃用ボタンを1回だけ押すという操作で殺すのか、プレイヤーがスティックを何度も上下させるという操作で殺すのかで、プレイヤーに残る「殺した手ごたえ」はかなり違ったものになるはずなのだが。
120分だけということなので、メーカーも色々抜け道がありそう。表現の自由という点ではむしろよいのだろうか。