補足(蛇足)

厳密にいえば、「財力のやりこみ」のやり込みのタイプも、ルールの再構築であるともいえるのだが。目的が、システムから指定されたたとえば「ゲームクリア」から、「レベル99」にプレイヤーによって改変されているからだ。

「ハイスコアの記録」「(ゲーセンでの)スーパープレイの披露」と、やり込みとの関係についても何か考えてみてもひとネタできるかも。
ゲームセンターあらしファミコンロッキーは練習しなくても、瞬時のひらめきでスーパープレイを可能とするが、実際は練習(≒やり込み)あるのみ(過去に類似したゲームをやりこんだという経験も含む)。
アーケードゲームの衰退、「ハイスコア」の死語化と、ファミ通での「やり込み大賞」の台頭は関係あるのかもしれない。
ファミ通での主に録画ビデオによるやり込みの誇示は、スーパープレイの披露の場がゲーセンから消えてしまったことによって、スーパープレイをしたがるプレイヤー達が活躍の場を失ってしまったことに起因するのだと思われる。