2.党員である

たとえばなぜ故郷の高校が甲子園で勝ったり、同郷の人間が宇宙飛行士になったりするとうれしいのか。
それは同胞意識である。
同胞が立派なことをする→俺が所属する集団は立派→俺も立派 という発想である。
つまり、同胞が当選すると、自分が認められたようでうれしい。

問題は次だ。
もちろん、「投票所に行く」というコストをかけたのに、票が当選に結びつかないと、無駄な労力をかけたということになる。
人は無駄なことはしたがらない。だからだ。
これでも説明になるが、もう少し穿った見方をしてみる。
2と思考プロセスは少し似ている。