グランヒストリア

id:hallyさんの「「アタリショック」の嘘と誤解」。
http://d.hatena.ne.jp/hally/20040514

1) VCSカートリッジ適正価格の破綻
VCSサードパーティのいくつかは、市場参入後一年足らずで倒産し、比較的新しいソフトを捨て値で撒き散らして去っていきました。
じつは粗製濫造のさなかでも、消費者離れは起きていなかったのです。ただもう誰も、新作カートリッジを定価で買う気を起こさなくなったというだけで。

2) 超廉価ホームコンピュータの出現

ヴィデオゲーム市場は崩壊したのではなく、ホームコンピュータ市場へとシフトしていったというのが真相です。

3) 次世代機の不在

残されたのは、もはや時代遅れのVCSだけ。市場が萎縮するのは当然です。

以上抜粋。この3点にまとめられている。素晴らしい。
アタリショック」という言葉を誰が言い出したのかは私も前から疑問であった(広めた人はたぶん平林さんや赤尾先生たちや、NHKスペシャル『新・電子立国』あたりなんだろうけど)。
アタリ社の失敗の教訓云々と任天堂の人が言っているのを何度か見た記憶があるので、なんとなく任天堂の人が言い出したのかなという気は私もしていたのだが、はたして。