• 新宿区歴史博物館

http://www.regasu-shinjuku.or.jp/46.html
企画展で、大内田茂士という、池袋モンパルナスの一員でもあって、新宿区西落合のあたりに住んでいた人の絵が展示されているという情報をいただいたので行ってみた。
四谷三丁目駅からけっこう歩く。下り坂になっていて、坂の延長上にすごい通信用鉄塔が見える。ありゃなんですか、と博物館の向かいの駐車場係のおじさんに尋ねると、防衛庁なのだという。ああ、『東京スキャナー』に出てきたアレはコレか。実物は初めて見た。
企画展は、規模は小さく、一作家1点という感じだったのたが、藤田嗣治とかけっこう有名な人のもあった。
内田茂士のは素描で、西落合の自宅からタンクを見るというもの。哲学堂近くに見えたやつかな? まだ哲学堂行ってないや。

ついでなので常設展も見る。狭いながらもなかなか新しく、凝った展示。夏目漱石直筆の草稿とかがあった。
若い学芸員の方に丁寧に解説していただく。新宿の歴史がわかった。
私は歌舞伎町は江戸時代に歌舞伎座があったとかそういう歴史のある名前なのかと思ったのだけど、戦後に歌舞伎座を誘致しようとして名前を変えたけど結局誘致できなかったとかそういう由来だそうな。