DRAGON QUEST MONSTERS

http://d.hatena.ne.jp/ryuzi_kambe/20040425#p6

■ [はてな]ドラクエのモンスター
ドラゴンクエストのモンスターをキーワード登録(画像付き)で登録/編集しはじめている人がいるようだ。id:AYS さん、id:n_kakka さん、id:daichan330 さんあたりかな。
メタルスライム
はぐれメタル
でも、これやりはじめたら終わりがないような・・・(実際は有限だけど)。

実はこの動きには気づいていた。というか、たまに「ゲームキーワード」http://d.hatena.ne.jp/?cname=gameを見に行って、最近登録されたキーワードをチェックするのだが、最近はドラクエのモンスターや呪文の名前ばっかりだったのだ。
私も、かつての『マリア様がみてる』全キャラ名前登録とか、キーワードリンクの有用性としてはどうかな? と思っていた。これらのキーワードが語られるとき、作品名(かその略称)がほとんどの場合併記されると思われるからだ。
百科事典的なものを編纂したくなるとか、はてなの場合「キーワードになってる」ということ自体がある種面白いことで、それをキーワード化した人がいるというのは奇妙な連帯感が生まれたりするし、キーワードをひたすら登録するというのはボランティア的にいいことをしてるような気にもなるし、対象へ対する愛の表現にもなりうる。
だから、ファンがやりたくなる気持ちとしてはわかるんだけど、、今回のドラクエのモンスターや呪文を登録しまくるのがどのぐらい有用なのか、正直私も懐疑的ではある。

私が登録したのは、「はぐれメタル」だけである(編集時刻:2004/04/09 01:37:02)。
その後、一連の登録ブーム(?)が起きたような気がするので、ひょっとしたら私が「はぐれメタル」を登録したのを見た方が、「ならばひとつ、他のモンスターも登録してしまおう、ならば呪文も」と思い立ったという可能性もあり、そういう意味で責任の一端を感じてはいる。
そもそも、私が最初に登録した意図としては、日常会話的な文脈で、比喩として「はぐれメタル」という単語がけっこう使われるのではないか、と想像したからだ。
そういうことがあるのかどうか、あるならどういうシチュエーションで、どのような意味で使われるのかということを調べたい。こういうときにはてなキーワードは便利だ。

私の意図通りだったのはいまのところ以下の日記である。

●意味:めったに遭遇しない。
id:Yosh:20040424

あ、でも俺吉祥寺で過去3回チンドン屋と遭遇してるんだよな(ちなみに今日が3回目だった)。はぐれメタルを見つけに行くような感覚でチンドン屋を求めてあの街に行くってのも乙かもしれない。

id:hirorkki:20040409

というわけで、久しぶりの日記です。毎度のことながらごめんなさい。まあ、はぐれメタルぐらいのレアキャラ程度に思ってください。

●意味:逃げ足が速い
id:Momimi:20040413

「あ・・すいませんないです(^し^;」
と言い、ボクははぐれメタル並のスピードで岡村君と店を去りました。

id:boxtree:20040408

10日分日記を書いて分かったことは当方には役者不足(そんな言葉は無い)だということ。日記の内容はあまりにつまらない。写真だけでもと思っていたが、それでは日記である意味がないし、デジカメで撮った分の使える写真ストックは底をついてきた。更に、言いたいことも特に存在しない。いや、存在した形跡は無きにしも非ずだけれど、キーボードを叩く音が嫌いらしく、はぐれメタル並の素早さで逃げ去ってしまう。
 ということで、日常を日常として記すのは一先ず、止めようと思う。

http://d.hatena.ne.jp/gk11/20040509#1084047047

たぶんね、爬虫類を見た時の逃げ足の速さははぐれメタルを越える。

●意味:なかなか仲間にならない。
id:caret:20040408

結局、今回勧誘できたのは約50人。この中で何人入ってくれることやら…。
更には何人希望の楽器になれることやら。内定が取れてる人もいるけど、やはり競争率の高いパートもあります。いいなぁ。オーボエも希望者が多すぎて困っちゃう〜みたいなコトになりたいものです。ていうかオーボエ経験者見つけるのが難しすぎ。
どんぐらい難しいかというと、はぐれメタルを仲間にするぐらい難しいね。
つまり、そんぐらい少ないってこってす。
オーボエ奏者を一人でも倒したらすんげー経験値貰えるね。DQ3で、ダーマで転職させた奴とか、新たにルイーダの酒場で仲間にした奴をパーティに入れてはぐれメタルを倒すとすごいよー。人生で一度は経験してみるべきだよ、この感覚。なんか弱かったのに、はぐれメタル一匹倒すだけでめっちゃ強くなってんの。なんかベギラマとか覚えてるし。昨日まで戦士だったろ、みたいな。そういう感じ。

という、今のところ3つの意味で使われたことが確認された。その他、「あのコさ、はぐれメタル並みにガードが固いんだよネ」とか「守備力が高い(硬い)」という意味で使ったり、「あのボクサー、パンチをかわすのが異様に上手いんだよな。はぐれメタルかっての」とか「すばやく身をかわす」という意味とか、「とりあえず一度インド行ってみろよ。行けばはぐれメタルを100匹倒すより成長できるって」とか、「経験値が高い」という意味(最後に引用した方の後半、この意味であるような書き方でもあるのだが微妙)でも使えそうな気がするのだが、今後どうかな。

ピオリム」「ボミオス」(何気に地味というかマイナーな呪文だと思う)とか、「ルーラ」なんかは比喩として使われることもありそうだから、同じように文例をひろって楽しめるのかもしれないけど。

ちなみに私が以前使ったドラクエ比喩で覚えているのが、これ。
http://d.hatena.ne.jp/AYS/20040110#p1

しばらく待つと、uelさんが「いやあ、さがしましたよ」と、素でサマルトリアの王子そのもののセリフを吐きつつ登場。

この私の使い方は、単なるゲームオタクの独りよがりなネタトークなわけだが。
ともあれ、ゲーム用語が日常会話の語彙に入り込んでいくケースは今後もチェックしていきたいと思う。

登録されている方の見解:http://d.hatena.ne.jp/n_kakka/20040427#1082992500