short-term memory

爆笑問題のススメ」を見る。
http://www.stv.ne.jp/tv/susume/rateran/search?idno=20040419114229

貫井徳郎 “謎”のススメ

さて、ミステリー小説には欠かせないのが ― 『トリック』。
実はお笑いと構造が似ているのではないかと思う、貫井さん。
それに対して、爆笑問題からの答えは。。。
また、トリックを作るときの数々の苦労話を告白!!
さらにかをりちゃんからの素朴な疑問として、「すばらしい完全犯罪を思いついた時、思わず試してみたくなるんじゃないんですかぁ〜?!」
それに対して、貫井さんの答えは。。。

実際に実行可能な犯罪方法を思いついてしまったら、真似されると困るので封印するか、不可能なようにアレンジして使うとのこと。なるほど。

「これは受け売りなんですけど、ミステリーにおけるトリックとお笑いって構造が似てると思うんですよ。フリに対して、思いがけない結末・ボケがある」(大意)などと発言。
私も以前からそのように感じていて、そういう観点から両者にすごく関心があったのだけど(伏線好きだから)、やっぱりそう言われているのか。
ミステリ作家・評論家とかでそのような指摘している文章などがありましたら、ぜひ読んでみたいのでご存知の方はぜひ教えてください。

刑事コロンボ』「魔術師の幻想」を見た。ジャック・キャシディが三度めの犯人役。*1
「トリック」という用語に象徴されるように、ミステリーとマジックはよく関連付けられるよなあ、と思い出した。『名探偵コナン』とかでもそうですな。

以上のことをふまえると、お笑いかつマジシャンのマギー司郎とかマギー審司ナポレオンズとかは、きわめてミステリー的である、という結論に達するのだった。……違うか。

*1:今回マジシャン役のキャシディは犯人顔だよなあ。日本で言ったら山城新伍か? と思ったんだけど、よく考えたら『古畑任三郎』での山城もマジシャン役だったような? 三谷も同様に考えたのか? どっちも娘が一座の男と付き合ってるのを苦々しく思ってるし