Bボタンだけではダッシュしません

「レベルX」トークライブ 宮本茂氏&岩谷徹氏に一問一答!
http://allabout.co.jp/game/gameboy/closeup/CU20040105A/index3.htm
そんなイベントがあったんか。行きたかったなあ。

宮本 僕は、“インラタクティブ(相互作用)”が全てだと思っています。歴史上テレビゲームというのは、ユーザーに刺激を与えることで進化してきましたけれど、新しい刺激を「与える」ことだけに走ってしまっていると思うんです。
もちろん僕も、ゲームで新しい刺激を作っていくわけですけれど、なおかつプレイヤー自身が「自発的に感じる」ことが最高だと思っています。
たとえば、『ゼルダの伝説』で主人公のリンクがレバーを「引っぱる」とき、豪華なデモムービーが流れて扉が開くというのは「与える側の刺激」ですよね。
でも僕は、Aボタンを押したらレバーを「引っぱる」は絶対にしません。Aボタンを押すと、リンクはレバーを「持つ」んです。そしてプレイヤー自身がコントローラのスティックを手前に「引っぱる」ことで扉が開くんです。そういうインタラクティブな感覚を、僕は一番大事にしています。

(改行位置・太字箇所は変更)

まあ、いつものお話なんですけど、御大自らが出されたたぶん新しい例なのでメモ。