パイレーツ・オブ・カリビアン

映画の日だったことに気づいたのはもう夕方6時頃。何を見に行こうかと思ったが、めぼしいものはもう間に合わない。
キリコさんとかうちの弟とか世間の人絶賛の『キル・ビル』は間に合うがどうせ土曜だから混んでるだろうし、なんか誉め方が『座頭市』のときと似た感じがするので、血を見るのが嫌いな私向きじゃない気がする。
ということで、うちの母が絶賛していて、世間でも割と評判がよかった『パイレーツ・オブ・カリビアン』を見に行くことにする。もうすぐDVDとか出るけどこういうのは大画面で見なきゃダメかと。池袋東口文芸坐まで歩く。
が、旧作映画だし、その日の最終回上映で800円だったので、別に映画の日じゃなくてもよかったのだった。まあこういう機会じゃないと見ないしいいか。
かなり良かった。今年見た映画は期待はずれのが多かったので、もしかすると一番好きかもしれない。ほとんど流血がないし、お笑いレベルもちょうどいいぐらいだし、音楽のハッタリ度もサラウンドに心地いい。
昨日見たTDLカリブの海賊は、ただボートに乗って海賊人形が楽しくドンパチやってたり女性をレイプしようと楽しく追っかけてたりするのを見るだけの、ものすごくくだらないシロモノだったが、それを題材にこんなに面白い映画にするとは偉いっ。感心した。