「私はコレで真人間やめました」

夏目房之介さんのマンガと人生第9回(あと2回更新されると見れなくなります)
http://www.webpoplar.com/beech/041/index.html

BSマンガ夜話のFAXで毎回のように書き込まれてくる。


「私の人生は、この作品で決まりました(変わりました)」

「私はこのマンガで人生を(恋愛を)学びました」

 という、ほとんど決まり文句のような賞賛の言葉を読んで、僕やいしかわじゅん団塊の世代の出演者は苦笑しながら、ついつっこむことになる。

「マンガでそんなもん学んでどうする!」


 僕らにすれば、マンガで恋愛を学ぶより、じっさいに恋愛しろよ、といいたくなるのだ。
 けれど、考えてみれば文学や映画で人生に影響を受ける、というエピソードはあるのだから、マンガがそういう媒体になっても、おかしくはない。
 ただ、マンガが大衆娯楽媒体であることの意味も、押さえておきたい。

 それは、どんなにすごい影響を受け、感動しても、どこかで「たかがマンガ」といえることの「凄さ」なのである。

19年前にファミコンと出会ったので、就職もせずにこんなとこにこんなこと書いてる私ですが何か?

でもそういうメディア全体じゃなくて、特定のゲームではこの手の話はあまり聞いたことないなあ。
数年後、「電車でGO!で運転手になりました」とか「バーチャファイターで格闘家になりました」とか「サクラ大戦で宝塚に入りました」とか「メタルギアソリッドで傭兵になりました」とか「インゴット79で山師になりました」とか(以下略)出てこないかなあ。(きません)
ときメモでモテ方を覚えました」とかさ。(絶対ない)