桑沢デザイン研究所 竹熊健太郎・伊藤剛・森川嘉一郎プロデュースのコミケ本

森川嘉一郎さんといえば、桑沢デザイン研究所講師つながりで、森川さんと竹熊健太郎さんと伊藤剛さんが編集長となって、学生の作品を集めた本を出すそうです。
しかも、大学の漫研のユルいアンソロジーではなくて、かなり商業誌的な観点からのダメ出ししまくりで作ってるらしい。これも注目です。

たけくまメモ : 【日記】今日は忙しかったhttp://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_bfd1.html

桑沢デザイン研究所まで。ここではずっと報告してませんでしたが森川嘉一郎伊藤剛君とやっている「桑沢キャラクターメディア研究ゼミ」の一環で製作している冬コミ向け同人誌が佳境に入っております。もっとも同人誌というよりメインは付録のCD収録用完全作りおろしゲーム(「アリスエリア」)なんですが。学生がほぼ10人がかりで夏から作っていてゲーオタでもある森川先生ののめり込みが尋常ではない。俺はゲームはさっぱりなので完全にお任せ状態。コミケのスペース当選が早くも判明したとかで

日曜日(12/31)西地区“あ”ブロック 01a

に決まったとか。なんといきなり壁。同人誌にはゲーム特集記事のほかマンガが三本、小説1本(かなりエロイ)、それから森川・竹熊・伊藤による座談会など載ります。今日は1時半までその座談会もやりました。詳しくは続報を待て。

ちなみに、このゼミの経緯についてはこの辺↓で経緯が読めます。
たけくまメモ : 【日記】今日は桑沢初日
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_6756.html
たけくまメモ : 桑沢「キャラクターメディア・ゼミ」についてhttp://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_f8b5.html
伊藤剛のトカトントニズム - アミューズメントメディア総合学院マンガ学科講師会+桑沢デザイン研究所授業打ち合わせ
http://d.hatena.ne.jp/goito-mineral/20060407/1144420520

どんな内容になるか、楽しみですね。

学習院大学で森川嘉一郎さんの「おたくと秋葉原」講演

9日木曜日、午後6時から学習院大学で、オタク・秋葉原研究の第一人者、森川嘉一郎さんの講演会がありますよ。


http://www-cc.gakushuin.ac.jp/~corp-off/otaku.html


連続講演会 越境する愛/交差するジェンダー 第3回
おたくと秋葉原


講師 森川 嘉一郎
桑沢デザイン研究所特別任用教授
早稲田大学理工学部総合研究センター客員研究員


森川氏は『趣都の誕生萌える都市アキハバラ』(幻冬舎)において、秋葉原の変遷を趣味と都市空間の融合として論じられました。また、2004年にヴェネチア・ビエンナーレにて開催された第9回国際建築展では、日本館展示「おたく:人格=空間=都市」のコミッショナーを務められるなど、この分野の第一人者としてご活躍されています。本講演ではおたくについて、現代日本社会に現出した「萌え」というひとつの「愛」のかたちを中心にお話していただう予定です。

日時 11月9日(木曜日) 18:00〜20:00
会場 学習院大学西2号館501教室(目白キャンパス)
主催 学習院大学大学院人文科学研究科「身体表象文化学プロジェクト」
共催 学習院大学文学会

事前申し込み不要・参加費無料

(ギャー、手打ちで写すの疲れた。リンク先、なんで画像にしておくかなあ)

ちなみに、学習院大の構内マップはこれ:
http://www.gakushuin.ac.jp/m_map/index2.html

私は行く予定です。

趣都の誕生 萌える都市アキハバラ 10+1〈No.25〉特集 都市の境界/建築の境界

エヴァンゲリオン・スタイル

エヴァンゲリオン・スタイル

ヴェネツィア・ビエンナーレ「おたく展」の写真とか

ついでなので、2004年のヨーロッパ旅行の際に、ヴェネツィアに寄ったらたまたま森川さんの「おたく:人格=空間=都市」をやっていたので、そのときの写真でも。

↑運河の上に、ビエンナーレの開催を告げる垂れ幕が。


↑日本館の入り口には、2ちゃんねるのほぼ等身大オタクAA(アスキーアート)パネルが。
普通に横に並んで記念写真を撮った我々ですが、どうみても、AAとモデルになったリアルオタクです。本当にありが


↑中の様子はこんな感じ。
イタリア人やドイツ人と少し(英語で)しゃべりましたが、「スゲー! でも意味不明」とか言ってました。
あと、「アイディー(ハイジのこと)懐かしー」とかそんな感想。


「他の場所は次に来たときにも見れるが、ビエンナーレは今しか見れない!」と、
アカデミア美術館に行く予定をキャンセルしてこれを見た我々ですが、はたしてその決断は正しかったのか……。いやいや、正しかったのです! たぶん。

『ジョジョの奇妙な冒険』紀行ヴェネツィア編(55巻〜56巻)

ついでに。『ジョジョの奇妙な冒険』紀行ベネチア編。

↓サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会です。
ちょうど工事に入ったところで、トリッシュがボスに襲われたエレベーターには乗れませんでした。無念。


(↑荒木飛呂彦ジョジョの奇妙な冒険』55巻152〜153ページより引用)ジョジョの奇妙な冒険 55 (ジャンプコミックス)

↓もっとも感動的なナランチャのあのシーンもここです。

(↑荒木飛呂彦ジョジョの奇妙な冒険』56巻124〜125ページより引用)ジョジョの奇妙な冒険 56 (ジャンプコミックス)

ホワイトアルバムと死闘を繰り広げたサンタ・ルチア駅。


(↑荒木飛呂彦ジョジョの奇妙な冒険』55巻53ページより引用)ジョジョの奇妙な冒険 55 (ジャンプコミックス)


↑ライオンの像は、本当はサンマルコ広場ドゥカーレ宮殿前)にあります。

ゲーム版だと、現実の風景に取材しつつ、ジョジョらしいアーティスティックな空間を創り出すことに成功しています。

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風

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