審判は下された

久々に議員会館に行く。もしかして当選した議員の部屋の前には花輪とかいっぱい置いてあるのかとか思ったけどそんなことはぜんぜんなく(でも会館の玄関には花屋のワゴンが数台停まってたけど)。
逆に落選した議員は明日までに部屋を引き払わなければならないそうだ。選挙活動がやっと終わったと思ったら(それも報われない)、3日で片付けをしなければならないとは死者に鞭打つとはこのこと。前回の選挙では一週間ぐらい猶予があったらしいが今回は日程の関係で厳しいようだ。
隣の部屋では某議員自ら片付けまくっていた。同じフロアの同じ党の議員は軒並み落選していて、再選した議員のところに、落選議員の(元)秘書たちが「これあげる」と次々と不要物を持ってきてただでさえ片付いてない部屋がえらいことに。
感覚としては4つぐらいある会社の「課」が一つを除いて全部リストラされた感じか。女性秘書どうしがこうしてお茶できなくなるのが残念とか言いながらお茶していている姿は課を越えて仲がよかったOLの姿を思わせた。いや、みんなおばはんだけど。
ここの事務所は海外ドラマで喩えると『ザ・ホワイトハウス』というより『スピンシティ』に近い雰囲気だったのだが(という例で何人わかるのだろう)、関西人の秘書の人は健康上の理由で大阪に帰ってしまったし、よく遊びに来ていた隣の議員は落選しちゃったしで、お笑い担当者がいなくなってしまった。そもそも気軽に出入りする人の数自体減るだろうし、残念。
(誤解を招きたくないので書いておきますが、私は特定の政党を支持してません。というか今のところあまり政治に興味ありません)