『ゲーム批評』の後継誌『G-navi』が事実上の廃刊
- 出版社/メーカー: マイクロマガジン社
- 発売日: 2006/12/02
- メディア: 雑誌
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「G-navi」休刊のご案内
http://www.microgroup.co.jp/g-navi/
「G-navi」休刊のご案内
いつも「G-navi」をご愛読いただきありがとうございます。
突然ではございますが、「G-navi」(隔月刊)は昨年12月発売号(vol.3)にて、休刊とさせていただくことになりましたので、ご案内申し上げます。
「G-navi」は昨年8月、ゲームを柱とした総合エンタメ誌として、「ゲーム批評」から改題リニューアルいたしましたが、諸般の事情により残念ながら、2006年12月発売号をもちまして休刊させていただきます。これまでご支援いただきました読者の皆様には、このような突然のご案内をいたしまして、大変申し訳なく存じております。
今後は、姉妹誌であります「GAME SIDE」や増刊号、書籍等で読者様に価値ある情報をお届けしてまいります。皆様の一層のご発展をお祈り申し上げるとともに、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2007年1月
株式会社 マイクロマガジン社
あらら、残念。
ゲームの批評を載せている数少ない雑誌だったわけですが。
「オトナファミ」とかとかぶってたしなあ。
ブルボン小林(長嶋有)さんも、ファミ通の連載で「ゲームについて書いた本は売れない」みたいなことを書かれていましたが、批評が育たないとマズイっすよ。
なぜなら、我々、批評家が食っていけないからです。……は、置いておくとしても、ゲームが文化としてうんぬんかんぬん……。
でもブルボンさんの本が売れなかったは、タイトルと装丁がゲームについてのエッセイいうのだとわかりづらくて、しかも攻略本コーナーでビニールかけられちゃったからというのが大きいと思います。
- 作者: ブルボン小林
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2004/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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↑大変面白い内容で、ゲーム好きなら読んで損はありません。
ブルボンさんの視点は実に鋭いので、特にゲーム制作者の方、制作者を志している方は、「!」という発見がある部分がたくさんあると思いますよ。
私も、「先に言われてしまって悔しい!」という箇所が多数――じゃなくて、付箋つきまくりです。
ところで、冒頭の話に戻りますが、なぜ「休刊」が事実上の「廃刊」なのかというと、雑誌は「廃刊」にするメリットはないからだそうです。
雑誌には、「雑誌コード」というものが割り振られていて(ないものは見た目は雑誌でも書籍扱いだったりします)、それは新しく取るのにお金がかかるので、「休刊」扱いで、そのまま維持するそうです。
また、ぜんぜん関係ない内容なのに「増刊」になってたりするのも、この雑誌コードのせいなんでしょうね。
「ユリイカ」みたいな雑誌「大航海」が、なぜか「ダンスマガジン別冊」だったりとか。