私はこう読む

id:AYS:20040317からの流れで。
id:AYS:20040316に「あるいは、作者の意図を見抜きまくっていっぱい並べるという手法もありますが。」と書きましたが、作者の意図や、意図を問わない効果を書きまくるというのは、いわゆる批評とはちょっと違うと思うけど(広い意味では批評の一種でしょうが)、大変面白いです。いわゆる詳細な注釈はそれ自身が価値を持つという。
id:ityou氏の「天空の城ラピュタ書き出し」http://homepage1.nifty.com/~yu/laputa/enumerate.htmlとか素晴らしい。未完なのが惜しいですが。id:AYS:20030817に書いた同人誌『刑事コロンボ読本』もそうです。
三者によるコメンタリーというのはあまりない気がするけど、やっぱり大変だから少ないのかなあ。古典には注釈が当たり前だけど、現代の作品に対してももっとあってよいと思う。
注リンク:
機動警察パトレイバー2 the Movie/解説」http://homepage1.nifty.com/~yu/p/memo.html
「「指輪物語」よもやま「王の帰還」 in ロンドン」http://app.memorize.ne.jp/title/35/84149/2004/01
「少年まんが必携」(「『GS美神』私注」等)http://www3.plala.or.jp/asinom/hikkei/hlist00.html
他にもよい注があればぜひお知らせください。