ビックカメラで電子ピアノを弾く謎のポーランド人オペラ歌手〜モーツァルトのオペラのため来日したポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場合唱団の人に遭遇



ビデオボードの下見に行ったついでに、ビックカメラのおもちゃ売り場を視察。

おもちゃ売り場の脇に電子ピアノコーナーがあるのだが、外国人のおじさんが一心不乱に(89800円の)電子ピアノを弾いてる!

演奏がまた、すごいのだ。
鍵盤がペコペコいう音がジャマだが、電子ピアノとは思えない華麗な音のしらべ。
これは池袋の東京芸術劇場に演奏に来たプロのピアニストに違いない! と思った。(けど違った)

ずっと聴いていたかったが、他の買い物をしに他のフロアに。
その後、「もしかしてまだ弾いているのかなあ」と思って戻ったら、案の定まだ弾いていた。
私が発見してから、30分は弾いていることに。いつからいたんだろう。

閉店時間になって、演奏をやめた彼と目が合ったので、「ブラボー」と言ったら、
本人は「いや〜、でもボクはピアニストじゃないよ」という意味のことを謎の言語で言ってきた。

彼は日本語はもちろん、英語も理解しないのでいまいちコミュニケーションをとりづらかったのだが、
彼はポーランド人で、上野や新宿でドン・ジョバンニモーツァルトのレクイエムを演るらしい。(とポーランド語で言ってきた)
(メトロポリタンホテルに泊まってるとか聞いてないことも言ってた)

上野といえば、東京文化会館
ググってみた。これかー。

モーツァルト生誕250周年 ワルシャワモーツァルト・フェスティバル in Japan
ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラ
POLAND STATE WARSAW CHEMBER OPERA
http://www.koransha.com/warsawopera2006/warsawopera2006ippan.htm

新宿のレクイエムはこれかな?
http://www.cnplayguide.com/stc/CNI22265.html

ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場合唱団」の人だったのね。

本人は「ボクはピアニストじゃなくて、歌手だヨ」みたいなことを(ポーランド語)で言っていた。
「歌手なの? あとでググるから名前書いて」と頼んだら
「Andrzej Milewski」と(ビックカメラの新年日本地図カレンダーの裏に)書いてくれた。

で、ググッたら出てきた。

Warsaw Chamber Opera
http://www.operakameralna.pl/archive/051105a.html

ほんとだ。バスなのね。

東京はこういう人がその辺にいるから面白い。

オペラも一度見てみたいと思いつつ、まだ見たことないんだよなあ。

ポーランド国立歌劇場:ヴェルディ,モニューシコ・・・合唱曲集

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炎のクラシック~怒りの日~

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モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ ハイライト

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ベスト・オブ・ベスト・モーツァルト

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100曲モーツァルト2=はかどる10枚3000円=

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  • アーティスト: オムニバス(クラシック),エーデル四重奏団,カペラ・イストロポリターナ,ヤンドー(イェネ),ヘフェールヴァーリ(ヤーノシュ),ガロワ(パトリック),西崎崇子,スウェーデン室内管弦楽団,ノーザン室内管弦楽団,トンプソン(マイケル),ジェラール(ジャン=クロード)
  • 出版社/メーカー: エイベックス・クラシックス
  • 発売日: 2006/09/27
  • メディア: CD
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モーツァルト:レクイエム [DVD]

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鬼のみちゆき

ファミコン 20TH アニバーサリーゲームミュージックDVD』ASIN:B000197L8O http://famicom20th.webcity.jp/SDDV-00017.htmlがようやく届いた。
素晴らしい。
ディスクライター映像と『新・鬼ヶ島』の曲、あとは少し八木"T.JI+"貴弘のアレンジメドレー目当てで、そんなに高くなかったので買ったのだけど。
アレンジメドレーは短いながらもよかった。上記サイトで1分ほど試聴できるが、カセットを魔法の息で清めてから初代ファミコン筐体にセット、曲が変わるたびにカセットを入れ替えていく実写にゲーム画面を組み合わせた映像上手い。
メインのオリジナル音源収録につけられている映像も、「わかってるなあ」という感じ。『レッキングクルー』が出たらハンマー空中歩きだろうとかね。『リンクの冒険』はレボナック入ってなかったけど。
アイスクライマー』『クルクルランド』のディスク版まで収録しているのには恐れ入った。かといって、『ゼルダの伝説1』なんかが入ってないのは偉い。
画面に曲名が表示され、メニューも兼ねているという「見るサントラ」というコンセプトもいい。できればアングル切り替えとかで全画面表示に出来たりするともっとよかったのだが。

選曲は宮本茂イズムを中心としたものかな。今回『ファミコン探偵倶楽部』シリーズが入っていないのがひじょうに惜しい。次の機会があるかどうかもわからないし。
タイトル画面にもゲーム中にもBGMがなく、イーグルを決めても「ピー ピー ピー」しか鳴らないという『ゴルフ』なんかも入っている。曲名は「1W〜9I〜SW〜BANKER〜OB〜WATER HAZARD〜DOUBLE BOGEY〜PAR〜WINNER」。

懐かしさを別にすれば、やはり聴きどころは『新鬼ヶ島』。(いまのところ)近藤浩治オールタイムベストではなかろうか。『リンクの冒険』もいいんだけど、ほぼ全曲名曲というのでは『新鬼ヶ島』は空前絶後。「第二章 〜いえのなか(よる)〜」「第四章 〜となりむら〜」「第五章 〜はいきょ〜」など、叙情的で素晴らしすぎる。もちろんメインテーマ的な「第一章 〜いえのなか〜」もいい。楽しくなってくる「第一章 〜やまへいくとちゅうのみち〜」とか、スケールの大きな「第七章 〜しのはら〜」とか、名曲だらけ。

鬼のテーマ曲は後編だと長くなっていて、メロディもそっちの方がいいのだけど、前に出ていたCDには前編のしか収録されていなかった。今回「第三章 〜おにとりで〜」「第五章 〜おにのもんばん〜」として両方収録されてよかった。